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小・中・高校生対象の学習塾を運営している
個別進学会ノアコンパス塾長の高井ひろゆきです

お子様の教育や親としての在り方など「役立つ情報を提供できれば」という思いから
私のこれまでの経験から得た「学び」と私なりの「教訓」をお届けします

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第4回 信頼できる人になるには



こんにちは、高井です!



昨年末、生徒たち一人ひとりの

通知表の結果をチェックしていたのですが・・・



ある生徒の音楽が

5段階中一番評価の低い1!



はぐれメタルに出会える以上に

珍しい評価1!



おそるおそる

その生徒に一体何があったのか

聞いてみると



「歌のテストの日に風邪で休んだ」

とのこと



そしてテスト当日に

ほかにも休んだ生徒がいたため

別日の休み時間に追試があったらしいのだが



「歌うのがいやだったから音楽室に行かなかった」

とのこと



私が人の前で歌うのがイヤだから?恥ずかしいから?

と問うと



「そうじゃない」

「理由はない」

「とにかく歌うのがイヤ」

とのこと



その後、音楽の先生から何か言われた?

と聞くと



「特になにも・・・」



そっか・・・

「イヤなもんはイヤだしね。いいと思うよ。」

「他の教科がんばっていこうか! 」



テストを辞退したことは決して褒められるべきことではありません



しかーし!



テストを受けなかったから評価1

さらに生徒に対するフォローもなし

雑な仕事だなー



先生は将来ある子供たちの模範となるべき存在



音楽の先生はなぜ生徒にテストを受けに来なかったのか

まずは生徒にヒアリングすべきでしょ!



コミュニケーションを取って

信頼関係を構築していく



それが教育の原点だと思うんですよ



信頼できる人の言うことは受け入れて

信頼できない人の言うことは聞き流す

そんな感じ



この音楽の先生

すべての仕事がルーティンに

なってるんだろうな・・・



ルーティンだけやってるの

ラクだからね・・・、ざんねん



学習塾の仕事は塾生の成績を上げて

志望校に合格できる学力を身に付けることが最大の使命です



でも



「音楽のテストは受けなさい!そうすれば評価が1から2になるかもしれないから」



これ教育じゃないですよね?



人間には一人ひとり個性があります



子供たちの個性や思いを尊重し、承認する、応援する



そうすれば子供たちはのびのびと

自分らしく考え、行動し、成長していく



ちなみにこの生徒

社会が得意で評価が

3から4に上がりました!



それを褒めたら

とてもうれしそうな表情に変わりました



子供たちがどんな大人になるのか

わくわくしますね!





≪ 今回の教訓 ≫

人は

信頼できる人の言うことだけ受け入れる

信頼できる人になるために

まずは相手を受け入れよう!